ベジるビバる

ゆうがたヨクサルのブログ

観察するときは子供

タゴールのギタンジャリを読んでると、音にならない音楽が背後に流れてるように感じる。

部屋や電車内で、静かにつらつらと読んでるだけなのに暖かい陽射しや草木に咲く花の香りがするように感じる。

ガラスのコップに入ってる水をスプーンでひょいとすくって、再びコップに雫を垂らすときの、あの感覚的な同一感を何度も経験するみたいに、彼の詩の中で何度も楽しくなる。

 

・今朝の通勤電車の中での呼吸法の練習は、いつもと同じ内容でやっていたのに、いつもよりいい練習になった。

下車駅に着いて、職場までの道の途中に埋立地の緑道がある。そこには紅と白の梅の木があって、数メートル先からも花の香りが漂ってくる。ここを通るときに、いつも「梅ちゃん、おはようございまーす。」と心の中で挨拶するんだけど、今日は挨拶したときに自分の足元からザワザワと逆流するみたいに圧が昇ってきた。ふわふわ当たる感じがとても面白かった。

いつもと同じように呼吸法したり歩いてるだけなのに、いつもより濃い感じがするのは春になってきたからなのかなぁ。

 

・昨日は職場にお客様が大人数でいらした。

重要人物がいらっしゃる視察だったからいつもの穏やかなのと違って、場の雰囲気は朝からものすごい勢いでグネグネしていた。

自分は普段通りの業務に徹していたんだけど、そこかしこにスーツを着た四天王みたいな人達が張っててその人たちが自分の近くにいらっしゃると、自分の氣の圧に触れるからモコモコする(←不快ではない)

職場の視察が始まると場の気配はまた変化した。大勢の人が仕事してるのに、やけに静かで皆んな息を潜めてるみたいに感じた。その人たちをみてないのに、仕事しながらその人たちを意識してるのが分かった。

なんなんだ、このつまんない気質は。(これはこれで参考になるから覚えとこう)

 

視察が無事終わって、四天王及び関係者の方々のピリピリグネグネは無くなって、いつものような柔らかくて人懐っこい気配に戻った。

あのピリピリモードもたまにはいいけどさ、こっちの気質のほうが、皆んなずっと素敵だ。

 

この一連の場の気配の変化を、自分は子供の頃のように観察してた。おとなって大変そうだけど面白いなぁ。とよく分からない感想が湧いた。