ベジるビバる

ゆうがたヨクサルのブログ

呼吸法でできること

飯田橋で開催する今年最後の東京気塾に行ってきた。向かう電車の中で、内丹法の呼吸→陰の呼吸法→退陰符→最近教わったやりかたの退陰符の練習をした。これやると胴体内がまるで真空になるような感覚になる。

 

開始前に今回の参加者の皆さんから、何かやりたい練習はあるか質問してみたんだけど、特になさそうだったのでいつものようにペアを組んでフリースタイルのトンレンを練習した。

あるペアは初対面同士だったので、名刺代わりに氣を送ったり、またある3人組は呼吸法で氣を発してる人、抑えた人を当てる練習をなさっていた。

その間にも木村先生は1人ずつ呼んで個人セッションをなさるので、じぶんは隅っこでチェックしつつ、全体の進行をみていた。

 

途中で休憩を挟みつつ、ペアを交替してはトンレンをする。呼吸法で氣を発電して、それを相手に送る。送ると再び戻ってくる。それを繰り返してると自分と相手との間でひとつの循環、流れができる。

流れてるから自分の氣が戻ってくるときに、相手の氣(想い、状態)も入ってくる。相手の氣を受けて、どんな感じがするかを述べていく。何人も交替して練習することで精度をあげ、共通してる部分や違いなどカテゴリやパターンとして分かっていく。言葉にでない気持ちや状態を受け取り、より深く相手を理解していく。

 

年末にむけて気力体力、なにかと溜め込むし消費しやすい時期だから、以前木村先生から教わった「背中のコリをほぐす呼吸法」をするといいんじゃないか?と思って皆んなでやってみた。

立って腕を前に突き出して内側に捻りながら吸気→吐きながら前に倒していくと背中から溜まった氣が出る。溜まってればそのぶんプワーって出る。

何度かやってから、ペアを組んだ片方の人がその動作をして、もう片方の人は右手センサーで背中から出てる氣を体感する。皆んな楽しそうにワイワイ練習してくれた。

それからそのペア同士でまたトンレンの練習をした。

 

自分がペアを組んだかたから「他にも呼吸法でできるやりかたあったら知りたい。」とリクエストあったので肩凝ってるとき抜くやつとか、胃がムカムカするときやるやつとか、エクササイズ的なものとか、手のツボ押しながら呼吸法するやつとか色々と説明しながら一緒に練習した。これも熱心にノート取って喜んで下さった。

「氣は張ったところから出る」「吸気で取り込んで吐気で排出する」から、そのルールに則って体と呼吸法を使えばいいのだ。

自分の場合は、単に説明してやってもらうんじゃなくで、そのルールに則ってご自身でどんな動きだとどうなるか?をどんどん試してもらいたい。試してどんな感じだったか、どーなったか?をまたいつか教えてもらえたらすごく嬉しい。

 

会場の部屋に入ったらくしゃみが出で鼻かんでばっかりの人がいたから、そのかたには「鼻の炎症を和らげてスッと楽になる呼吸法」を説明した。何度か一緒に繰り返し練習するうちに「あっ⁈さっきよりスッとしてきた!」とおっしゃって下さった。このかたは声楽を学んでいらっしゃるので、鼻の通りがスッと楽になるのはいいんじゃないかなぁ。と思った。

 

古式マスターヨーガの1段目7番チャクラを練習中の女性とトンレンしたときは「呼吸法で意識をフラットにしていくやりかた」と、内観瞑想に入るアウトラインを説明して一緒に練習した。

個人的には「自分トンレン」って呼んでるんだけど、段階を踏んで徐々に出来るようになってくると、どんな変化、気付きや体感が生じるかを話した。今回やってみたとき「自分の中で、じぶんのこと拒否されてる感じがした。」とおっしゃってたけど、それでいいんです。そのことを体感できたことがとっても大事なわけで、少しずつ自分と仲良くなっていけばいいんです。「魂は嘘を見抜くし、嘘をつけない」から自分が本当に素直になればいいのだ。

 

今後、2段目の内丹法を学んで行くと氣の出力も増すから、そのぶん精神の制御も必要になる。彼女にとって自己を調整したり知ってくためのヒントになればいいなぁ。と思った。

それぞれの流派によって違うけど、気塾において「三宝さんぽう」は「氣、精、神」と呼ばれている。呼吸法で莫大な気力を養生していく。気が大きくなるんだからそのぶん、精神の安定も必要になって自身で制御していく。気力と精神が増えて制御できてくると余裕が生まれて、こーするとこーなる。という経験的な智(識神)が生じる。分かってきたことから更に別の疑問やお題がでてきて、また気力、精神が必要になる。

こうやってぐーるぐーると使っては養生したり制御したり分かってくを繰り返すことで「自己の器」のふちが足されていくから器は少しずつ大きくなっていく。

 

 

こんな感じで、後半は自分が今まで教わってやってきた事を説明したり一緒に練習した。少しは役に立ったかなぁ。

前半はおとなしく控えめに練習してたけど、後半になったら皆さん自主的に色んなところで自由に練習なさっておられて会場の活気がいい感じだった。

今年の東京気塾はこれでおしまい。皆さんと一緒に練習することができて嬉しかったです。ありがとうございました。