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ベジるビバる

ゆうがたヨクサルのブログ

まとまらない話をする

先日、横浜西口の地下にあるお店で買い物をしてレジでスタッフのお姉さんと話していたら、通りを歩いていた年配の男性が道を尋ねてこられた。

数秒後には女性が西口の地上に出る経路を尋ねてきた。

 

JR線と相鉄線横浜市営地下鉄線と京浜急行線、東急東横線などの大勢の人たちが行き交う通路にあるこのお店は、道を尋ねるかたがとても多いそうだ。

スタッフのお姉さんは、その度にサッと道順を答えてから方向を示したり、分かりやすい目印となる建物や広場を答えていた。

自分との応対が中断されてしまったことをお詫びしておられたけれど、それよりも「サッと道順を答えられること」や「目印とかのポイントをまぜながら答えられること」や「答えられて当然の手馴れてる感」に好感を持った。いいなぁ。

 

昔、カジュアル量販店で働いてた頃を思い出した。アルバイトを採用すると彼らに初日にやってもらう作業があった。

陳列の乱れてる商品を、たたんで棚に戻したり、サイズや色が順番になるように並べ直したりするのだ。

 

立ったままで服をたためるように、最初に自分がやって見せてやり方を教える。

ハンガーにかかってる商品は同じ向きに揃える。店の入り口やメイン通路からみて、小さいサイズ順に並べる。

お客様が商品を手に取りやすく、見やすいようにするのだ。

 

棚什器なら立陳列、かけ什器ならメイン通路側からみて順番に並べる。

ジーンズは、サイズ展開とシルエットの種類によって使う棚数(ひと棚をフェイスと呼んでた)が違う。

シルエット(ストレートとかブーツカットとかの形のこと)にはどんなものがあるのかを、実際に見せながら説明する。

 

初日にひたすら商品整理をしながら、いらっしゃいませ。とかありがとうございました。とか声をだすことも覚えてもらう。いらっしゃいませって言いながら服を立ったまま手早く綺麗にたたむのって最初は難しいんだよな。

 

コレは売り場の配置や商品を本人に覚えてもらうためなんだけど、その意味が分からなかったり、緊張感が薄まると飽きてくる場合もある。(初日の昼休憩で出かけたっきり店に戻って来なかったS君、今頃どうしてるのかなぁw)

 

でも、半日もすると「半袖シャツはどこにありますか?」とか「この商品の30インチはないんですか?」とか「試着してもいいですか?」だとかお客様から尋ねられても応えられるようになる新人バイトさんもいる。

「えーと、少々お待ちください…ヨクサル店長〜!」って何度も繰り返し呼ばれることも減ってくるし、本人も積極的に覚えようと変化してくる。

こーゆー場合も、いいなぁ。と思ったものだ。

 

誰かに尋ねられて、答えられるとゆーのは、いいなぁ。と思う。

 

当時の自分はだいたい1年ごとに配属店舗を移動していたから、その度に知らない街と勤務先の中身とを覚える必要があった。街やみんなと馴染んでくる頃に、また新しい店舗に移るから、そこでは尋ねられても答えられなくて、だから調べて覚えるようになった。

 

店舗によっては、駅ビルだったり路面店だったりしたから、「インフォメーションカウンターはどこですか?」とか「この辺に落ち着いて話せる喫茶店はありますか?」とか「コインロッカーや公衆電話はどこに行けばありますかね?」とか、商品以外の外側の事を尋ねられることもあった。

 

その頃も自分のことを「いいなぁ!」と思う余裕はなかったけど、大切な経験になってる。