ベジるビバる

ゆうがたヨクサルのブログ

8がONEになって2番がまわる

小学六年生のとき、何の話でそうなったのかは覚えてないけど、先生があるひとつの本の主人公の話を始めた。
黒板に大きな数字の8のように絵を描いてくれた。
だいたいこんな感じの内容だった。

その主人公の男性は戦場にいって砲撃を受けて手と足と、頭部の耳を含む額からアゴまでの部分をうしなった。つまり胴体と顔以外しかない数字の8のような状態だ。でも肺や心臓は動いてる。生きてるのだ。

敵兵かそうでないか、どこの国の者なのか?身元も分からずに収容されて、チューブを首元に取り付けて病院のベッドに横たわってる。

主人公は意識が戻って、自分の状態に気づく。手足がない!音が聞こえない!目が見えない!口がきけない!匂いが嗅げない!
頭部と胴体を繋ぐ首がわずかに動くのと、窓からの陽射しの暖かさを皮膚で感じれるだけなのだ。
ココが何処で今が何月で何の日なのかも分からない。それを確認する為に身体が使えない。

先生は更に話を続けた。

主人公は自分は意識はある!って事を誰かに伝える方法を考えた。
手足も、顔もなく、どうやって伝えたか?

彼は幼い頃に父親からモールス信号を教わっていたのを思い出す。息子よ、昔よくやっただろう?って思い出す。
でも手足がない。瞬きする目もない。どうやってモールス信号を打つのか?

主人公は、わずかに動く首元を動かして、頭を枕に打ち付ける事で、モールス信号を打ったのだ。

SOSって何度も何度も。

当時の自分は、モールス信号のSOSってやり方をこの時に覚えた。
ここで先生は話を終えた。
その話は、ずっと覚えてて、4年後にメタリカが初めて作成したPVを観た時に「コレ知ってる!」ってびっくりした。
そのONEとゆーPVは、小学六年生の時に先生が教えてくれた「ジョニーは戦場へ行った」と同じだったのだ。

自分はその後、映画をレンタルして家で観て、本も読んで、もっと深く主人公の事を知る事ができた。
(主人公と同調し過ぎて話の中に出てくるネズミが怖かった〜。)

主人公の世話をする看護婦は何回か変わった。主人公の身体の扱いや、歩く振動の違いでそれを分かっていた。
新しく担当になった看護婦は、主人公の胸に指でMと書いた。
主人公は、最初、彼女が何をしてるのか分からなかったがそのうちコレはアルファベットのMだって気づく。
Mか!自分に対してコミュニケーションをとってくれた!ってびっくりする。
M!分かる!コレはアルファベットのMだ!
Mの次はE、その次はRまたRでYってどんどん分かってくる。
そうやって、看護婦はメリークリスマスを彼に伝えたのだ。今が何月で何の日なのかが分かったのだ。

本も映画も、このシーンが一番響くんだよ。外界と繋がるシーン。自分と相手とが繋がる場面。


彼女なら分かってくれると考えた。
主人公は首が痛くなっても枕に打ち付けた。
やがて看護婦は、病室に来るたびに痙攣を繰り返すこの動作に疑問を持った。
彼女は、痙攣には何か意味があるのかもしれない。って考えたのだ。
その後、医師や軍人を呼んで主人公の動きを見てもらう。そこでモールス信号なんだってのが分かる。

この先の内容を読んで、小学六年生の時に先生がモールス信号のところまでで話を終えたのにも理由があったんだなぁ。って思った。

高校一年生の時に、メタリカを聴くようになってから、更に年月が経って古式マスターヨーガを習いだした2年前にONEをCDで聴いた時に、2番チャクラが物凄く反応した。踏ん張りとか抑えてる意志とかそんな感じで力強いのだ。
このとき音楽にも、それぞれ反応するチャクラがあるんだなぁ。ってのが分かった。音楽は想いなんだってのも分かった。

子供の頃に教わった、ひとつの話から、何年もかけて繋がって色んな事が色んな方面から分かってくるとゆーのは、凄いな。レイヤーの厚みが凄い。