ベジるビバる

ゆうがたヨクサルのブログ

背中の靴跡

朝、風呂入ってマスターヨーガの呼吸法②を廻す。
通勤電車の中で内丹法②〜⑦→退陰符→瞑想する。

小学二年生の時、学年全体でのダンスの練習を校庭で行った。秋の運動会で披露するのだ。
自分のいた学校は人数が多くて、二年生はひとクラス50人くらいで8組まであった。

練習は大きな輪に2列に並んで、音楽に合わせて振り付けを覚えながら歩く。
自分は身長が高かったので、クラスの並び順は一番後ろで、2列だと自分が1人余った。

自分の直ぐ後ろは、別のクラスの子達が並んでいて、ある時ふくらはぎに後ろの子の靴が「ザリッ!」って当たった。
驚いて振り返ると、その子達はシーンと無表情で淡々と振り付けをしながら歩いてる。
結構ヒリヒリ痛かったけど、直接見てた訳でもないし、まあ、偶然そうなっちゃったのかなぁ。謝らないタイプなんだなぁ。と思ってそのまま自分も前を向いて練習を続けた。

また暫く経つと、今度はザリッ!ってのじゃなくて、本当に太ももめがけて蹴りが来た。痛てーなぁ。
振り付けの動きで、その高さまで脚を上げる訳ではなかった。
それから小声で「バーカ。でーぶ。デカ人間!」って聞こえてきた。

ああ、意地悪してたのか。

後ろを向いて、「やめろ。うるさい。」って言ってみたけど、まあ、フツーはそんな事言っても聞く訳ないよな。小2だし。
よく見れば3人の子がニヤニヤしながら自分を見てる。1人は「心臓が弱い子」ってので割と顔が知られた子だった。

おお、コレは困ったぞ。心臓が弱い子に、やり返すのは可哀想だし、だが自分は前を向いてしまうと無防備でやられっぱなしになる。うーん。面倒くさい。

ダンスの練習は、数日に渡ってあったから、その時は憂鬱だった。小2ながらも怒りと慈悲の葛藤なのである。
前を向いてる時に、悪口を言われて、脚で蹴られるのは、とても惨めに感じた。
何度もやめろと言ったけど、練習中にゴタゴタ騒ぐのは嫌だった。

その日の練習は、自分のクラスで休みの子が居たので、自分の隣には女の子が並んでいた。

とうとう蹴りが背中に来た。
白い体操服に靴の後がクッキリついた。
ああ、馬鹿だな。こいつら証拠残しちゃうのか。と思ってたら、隣りに並んでいた女の子が「止めなさいよっっ‼︎」って物凄く怖い感じで彼等に向かって叫んだ。

それから自分の背中の靴跡を手で払いながら「大丈夫?こんな奴ら気になんかしちゃダメだよ⁈」って言ってくれた。
なんだかとてもかっこいいなぁ。と思った。うん。ありがとう。

その日の練習中は、その女の子が、後ろを見張って、そのあとは何も起きずに終了した。
次の練習の日には、何故かクラスの並び順が変更になってて、自分の後ろにいたクラスは別の位置になっていた。蹴りを入れていた子達は、位置が違うと、全くちょっかいを出してこないし、自分の事はもうどうでもいいみたいだった。

自分の事を即座に反応して庇ってくれた彼女は、今どうしてるだろうか。
やっぱり困った事が起きてる人に「大丈夫?」って言ってるのかなぁ。

自分の事を面白がって蹴ってきた彼等は、今どうしてるだろうか。
あの頃の事なんかすっかり忘れて誰かに「大丈夫?」って言ってるのかなぁ。
心臓が弱かったあの子は元気に暮らしてるかなぁ。

少なくとも、今、自分は「大丈夫」だよ。


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